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取引単位 | 1ロット/10~990円 |
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ペイアウト | 約1.01~20倍 |
判定期間 | 最短2分 |
通貨ペア数 | 6通貨ペア |
FXトレード・フィナンシャル運営の国内でも新しいバイナリーオプションがバイトレ1000です、最低ロット数が1000円未満と低予算で始めることができるので投資初心者にお薦めできます。
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取引単位 | 1ロット/50~990円 |
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ペイアウト | 約1.01~20倍 |
判定期間 | 最短2分~122分 |
通貨ペア数 | 3通貨ペア |
トレイダーズ証券が運営する国内バイナリーオプションがみんなのバイナリーです、通貨ペアも少なく馴染みのある通貨のみなのも取引きしやすい1つだと言えます。
世界のIGグループが誇る信頼のバイナリーオプション
取引単位 | 1ロット(0.1ロット) |
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ペイアウト | 1倍〜約33倍 |
判定期間 | 最短2分 |
通貨ペア数 | 7通貨ペア |
最大の特徴は通貨以外の取引ができることと、取引がラダーオプション、レンジオプション、ワンタッチオプションと3種類から選ぶことができ自由度の高い選択をすることが可能なのでお薦めです。
行動ファイナンスに学ぶ④
人は経験から何を学ぶか
今回は経験や記憶が投資行動にどんな影響を与えるのかを学ぶ。同じ知識、同じ技術を持っていても経験が違えばそれに基づいた行動も違って当然だ。
「経験」はトレーダーの引き出しを増やす。でもその引き出しの中に必ずしも役に立つ物が入ってるとは限らない。
三つの効果
経済学を専攻している100名近い大学生に次のような実験が行われた。実験は二段階方式で、リスクに対する人間の考え方に「経験」がどのような影響を与えるのかを調べるためのものだった。
まず、第一段階の実験はコイントスを行い、出る面を当てられれば20ドルを受け取り、当てられなければ20ドルを支払う、というものだった。期待値は当然「1」だ。コイントスは一人につき数回行われた。
次に第二段階では、第一段階同様のギャンブルに再度参加するかどうかが尋ねられた。この結果、ハウスマネー効果・リスク回避効果・ブレークイーブン効果の三つの効果が確認されたのである。
ハウスマネー効果
第二段階で、再度ギャンブルに参加すると答えた学生の割合は、第一段階で儲かった学生と損をした学生の間で顕著な差となって現れた。儲かった利益の範囲で再度ギャンブルに参加したいという学生が多くいた一方、損をした学生はギャンブルには参加したくないと答えた割合がとても多かった。
ハウスマネーとは「カジノのお金」、つまりギャンブルでの勝ち金のことを意味し、初心者ギャンブラーは儲かったお金を自分のお金と認識することができずに更に高いリスクに平気でこのお金を投じてしまう傾向がある。
全く同じリスクであっても儲かった経験のある者はそのリスクを受け入れ易く、損をした経験のある者はそのリスクを受け入れ難い。リスクに対し自分がどのような行動をとるべきかの判断は、あまり経験に頼りすぎると見誤る可能性が高い。
リスク回避効果(スネークバイト効果)
ハウスマネー効果によりリスクの高いトレードに対し警戒心が薄らいでしまうのも問題だが、本来は分の良いトレードなのにも関わらず必要以上に警戒してみすみす儲かるチャンスを放棄してしまうのも問題だ。
100%儲かるトレードなんてなかなか存在しない以上、期待値が「1」より大きいにも関わらず短期的に見れば損失となってしまうケースなんてゴロゴロ転がっている。しかし、実験からも分かるとおり人間は一度損を経験してしまうと必要以上に同様のリスクを避けようとする傾向がある。これはリスク回避効果、別名スネークバイト効果と呼ばれる。
ヘビから噛まれるなどめったにあることではないが、一度でも噛まれたことがあるとヘビには絶対に近づきたくなくなるものだ。もしかするとあなたが危険だと考え、避けている取引の中には本来大儲けに繋がる金の卵が隠れているかもしれない。
ブレークイーブン効果
実は損をした経験があったとしても、その直後であれば敢えてもう一度リスクを受け入れようとするケースがある。
上記の実験を例にすれば、
「コインの面を当てればこれまで損をした額を一発で取り返せるが、はずせば更に同額を失う」
という条件が提示された場合である。興味深いことにこの条件でのリスクを受け入れようとする力はリスク回避効果よりも強力だったのだ!
想像してみてほしい。競馬場でのその日の最終レース直前の様子を。それまで損が出ているギャンブラーは最終レースを前に「もう今日は止めておこう」と思いさっさと家に帰ってしまうだろうか?いや、そんなはずはない。
多くのギャンブラーは「最後に一発逆転だ!」とかなりリスキーな勝負に出るのだ。だから最終レースでの馬券の売上高はその日のレースの中で最も大きくなる。
考察
簡単にまとめるとこうだ。
・儲かった経験のある者→自分のお金という感覚が薄いのでハウスマネー効果により更に大きなリスクをとる。
・損した経験のある者→ブレークイーブン効果により更に大きなリスクをとる。
あれれ?儲かろうが損をしようが人間は大きなリスクを求めてしまうようだ。
ではスネークバイト効果によりリスクを避けるようになった人間は?
そう、彼らはもはやトレーダーではない。(市場から去ってしまったんだから相手にする必要はない)
ではどうすれば良い?リスクを測るための努力(もちろん正しい努力)を怠ってはならない。経験によるバイアスを排除し、適切なリスクであれば積極的に受け入れなければならない。
あるがままの自分なんかでいたら、生まれ付きよっぽど聡明な人でない限り間違った心理的バイアスによってリスクに対する許容度を見誤ってしまう。
「経験」を生かすことは大切だ。しかしそれは毒にも薬にもなることを忘れてはならない。
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