2015年8月15日　為替を斬る！日刊トレードブログ

本日の結果　米ドル円124円ラインが底堅く

皆様、相場お疲れ様です。まもなく今週も終わりますね。現在8月15日の午前0時過ぎです。米ドル円は指標発表などにより夜間に入って乱高下していますが124円台では買いが多く入っておりなんとか支えられているようです。

というわけでまずは米ドルです。本日日中は穏やかな動きが続きました。日経平均株価のSQでもありましたが特に波乱はなく、また気にされていた中国人民元の基準レート発表も切り下げはなかったため市場は穏やかな空気が支配的となりました。米国時間になって米ミシガン大学消費者信頼感指数の発表がありましたがこれは事前予想を下回る92.9。利上げ予想にとってネガティブな材料となり米ドル円は下落しましたが124円を割り込むには至らず反発しています。利上げが遠のけばその分株価にはポジティブとなりますから金融市場が全体として大きなリスクオフとはなりません。おそらく本日はこのまま米国時間もまったりとしたまま終了し、週末を迎えることと思われます。

次にユーロ円ですがこちらは昨日に引き続き夜間になってガタガタ。138円を守れるかどうかの瀬戸際にきています。ちょっとギリシャ関連で問題発生か？となっていますがよその地域にとってはこのネタはちょっともう食傷気味ですね。ユーロ圏以外には影響は伝搬していません。

国内バイナリーオプション　トレード戦略について

国内バイナリーオプションとしてはここから次の注目点である米国利上げの９月実施の判断に頭を使わなければなりません。そのため経済指標と要人発言には特に注意を払う必要があります。国内バイナリーオプションとしては米国時間は指標の跨ぎに注意し、日本時間は中国絡みに意識を向かわせましょう。個人的に８月後半から１０月いっぱいくらいまでは政治サイドのリスク含めて外国為替市場は不安定化すると見ています。負けのスパイラルにハマってしまうと国内バイナリーオプションの勝率が著しく悪化してしまう可能性がありますから、とにかく無理はせず、何かリズムがおかしいと思ったら勇気を持って休むようにしましょう。