2015年5月18日　為替を斬る！日刊トレードブログ

先週末の結果　米ドル円120円には届きませんでした

皆様おはようございます。月曜日の相場が始まりました。今週も頑張ってまいりましょう。

先週末の米ドル円は大きく行って来いな動きとなりました。119.10付近で始まった日本時間でしたが午後に入ったあたりから徐々に上昇。特に押し目もなく米国時間朝方までじりじりと上昇しまして119.90付近と120円手前までやってきました。ところが鉱工業生産指数やミシガン大消費者信頼感指数速報値が事前予想と比較して弱い結果だったことから米ドルは一気に売られる方向へと転換。119.20まで叩きつけられましてそのまま越週となってしまいました。一歩進んで二歩下がる。米ドルの景気先行きの不透明感が増してきているようで気持ちが悪いですね。

一方ユーロ円ですが、こちらはグイッと上昇。135円台から上放れしまして137円台後半までやってきました。ＥＣＢが債券購入プログラムをきちんと履行する旨を発表したことによって金融市場が落ち着きを取り戻したことが大きかったと言えるでしょう。ギリシャ問題はまだまだ解決していませんのでまたいつ火を吹くかわかりませんが、足元は強い状況が維持されると考えたほうが良さそうです。

先週末の私のトレード結果ですが、残念ながらノートレードとなりました。午後三時すぎからのユーロ円の大きな動きがなかったこと、そして米ドル円が120円には到達しなかったことからエントリーするきっかけを失ってしまったことが要因です。今思えば米ドル円は119.90で見切り発車していてもよかったかな、とも思いますがそれもまあ結果論ですから仕方ありませんね。

国内バイナリーオプション　トレード戦略について

本日は米ドル円、ユーロ円をまったり円安方向にかまえてみたいと思います。週末行われた大阪都構想の住民投票も否決に終わり、今後大阪からは残念ながら活気や熱は奪われる方向にいくと思います。一応日本で第二位の都市ですから、その大阪で大きな構造改革が否決されたということは、日本全体に対する落胆にも海外投資家からは映るのではないでしょうか。そのため短期的なマインドとして円は売られる方向にいくのではないかと思います。