プロでも騙されるVIPオプションの手口とは？

今回は海外バイナリーオプション業者の中でも限りなくブラックに近い、VIPオプションの危険性を暴露します。

海外バイナリーオプションは、国内バイナリーオプション取引業者と違って非常に危険です。

確実に安全が確認できる場合を除いては、利用しない事が賢明でしょう。

まずは、VIPオプションの取引環境から確認していきましょう。

VIPオプションの取引方法は、ハイロー、オプションビルダー、ワンタッチ、６０セカンドの４種類が用意されています。

ハイロー取引については、VIPオプションではこれを「バイナリーオプション」と表現しています。

ただし、中身は通常のハイローそのものです。

ペイアウト倍率は平均186%と言われており、これが真実であれば条件的には優れています。

オプションビルダーという取引方法は、トレーダーが自分の要望に応じてオプションをカスタマイズできるというもの。

開始時間や、取引が成功した場合のリターン、負けた場合の保証金など、それぞれのトレード戦略に応じて取引を作り上げていくという取引方法。

海外バイナリーオプション取引業者では採用している業者がいくつかありますので、御存知の方もおられるでしょう。

いずれにせよ、トレード戦略の組み立ては複雑になるので、ベテラン向けの取引方法となります。現在人気となっている60セカンドも可能です。

VIPオプションでは、この60セカンドでも最大181％のペイアウトを提示するというコマーシャルなので、一部で人気を集めています。

以上がVIPオプションでの取引方法の特徴です。

次に、取引銘柄。

VIPオプションでは、為替、株式、商品、株価指数等から200銘柄以上が選択できます。

これも自由度という観点では、好条件と言えるでしょう。

VIPオプションの取引環境は、一見海外バイナリーオプションの中でもレベルが高く見えます。しかし、ここが落とし穴に。

VIPオプションの危険性を認識していないと、プロレベルのトレーダーでもそのスペックに騙されてしまうでしょう。

その危険性ですが、まず第1に、日本国金融庁から、無許可金融商品取引営業により警告が発出されています。

つまり、何かトラブルが発生した時には、自己責任となるということ。

そして、会社の実態が非常にグレーなのです。

 

運営会社：Chatter Box LTD.

所在地：PO Box 3410, Road Town, Tortola,British Virgin Island

　　　　英領バージン諸島、ペーパーカンパニーを作りやすい地域です。

代表者：不明

　　　　運営者が不明という事は、何かあった場合に、訴訟すらできないということです。

その他：この運営会社は、VIPオプションだけでなく、60トレーダーというサイトも運営している。何故、複数のバイナリーオプションサイトを運営する必要があるのか？合理的な理由は見当たりません。

 

以上の情報から判断すると、VIPオプションの危険度は80%といったところ。

表面上のスペックが良いだけに騙される人がいるかも知れませんが、金融庁が警告を出している危険業者なので、もしもそれでも敢えて利用したいという方は、完全自己責任の覚悟を持って下さい。