2015年1月12日朝刊　為替を斬る！日刊トレードブログ

先週末の結果

　米国雇用統計の結果はなかなか複雑なものとなりましたね。非農業部門の労働者数は増加しましたし失業率も0.2％改善しました。これだけ見るとかなり強い結果に思えるのですがなんと平均賃金は下落（11月分が下方修正）するなど、仕事はあるけど賃金は上がらないという難解な結果になってしまいました。肝心の賃金が上がらなければ物価上昇にも繋がらないためFRBの利上げ時期やその規模に対して弱気な見方がやや強まった格好となっています。　

　先週末のユーロ・米ドルは雇用統計発表直後は大きくドル買いの方向に値を飛ばしました。前回のブログにも書いたとおり、一発目の大きな動きはスルーする方針でしたからここで飛び乗るようなことはしなかったのですが、1.1785まで戻したところでローをエントリー。しかし、このトレードは失敗でユーロ・米ドルはすぐに1.182の雇用統計発表前の水準にまで戻してしまいました。そこで私は1.1785分のローはさっさと早期決済。その後ドテンしてハイを倍返しで購入しました。結果的にはこの倍返しによってそこそこの利益を確保できましたので、成績的にも無事に越週できたというところです。

バイナリーオプション　トレード戦略について

　本日日中は大きな指標発表は予定されていません。日本が祝日のため株式市場も動きませんから為替相場に何か極端な展開が起こる可能性は低いと見ています。
　夕方までの戦略としてはIG証券のレンジ取引が良いでしょう。比較的ペイアウト率も高いですから、少なめの投入金額でもしっかり利益を狙うことができます。