オーバーシュートからの戻りを狙う

勝利への急所となるオーバーシュート

為替に限った話ではありませんが、マーケットにオーバーシュートはつきものです。オーバーシュートというのは相場が「行き過ぎる」状態のこと。これまでも何度となく説明してきました通り、相場は常に上げすぎと下げ過ぎを繰り返しながら一定の方向に動き続けているのです。

この行き過ぎがあまりにも進みすぎる現象がオーバーシュートと呼ばれます。当然このオーバーシュートは早晩修正される運命にあるのですが、その時こそ国内バイナリーオプショントレードで最も儲けやすいチャンスタイミングになるのです。オーバーシュートの戻りに対してエントリーする場合は投入する金額は平時よりも多めにすることがポイントです。勝つ確率が高い場合にはある程度大胆に踏み込む勇気が必要になるのです。

オーバーシュートに対しては逆張りするわけですが、その一方で順張りしてはダメなのかという意見もあります。ただ、オーバーシュートだと認識された時点に至っては最早それは手遅れと言えます。動きの初動を掴めた場合にその追い乗せを行うのであれば順張りも合理的な判断と言えますが、初動を見逃してしまったのなら深追いは厳禁です。伸びたゴムが縮むように、修正が始まるタイミングを見計らって国内バイナリーオプションでアタックした方が勝利の確率は高まります。

勢いが一服したところがチャンス

オーバーシュートのきっかけになるのはほとんどの場合、ポジティブにしろネガティブにしろ突発的なニュースや事件が起きたときです。例えば数年前にビンラディンの殺害に成功したというニュースが流れた時は株価が急激に上昇しました。また、去年、黒田日銀総裁が突然大型の金融緩和策を発表した際にも株価や為替がとても大きく動きました。あのような動きが正にオーバーシュートの典型と言えます。

では、そのオーバーシュートに対して逆張り的に国内バイナリーオプションを投入するためには具体的にどのようなタイミングを狙えばよいのでしょうか。

基本的には10分足チャートで長いヒゲを作った時がそのチャンスになります。「だまし」が全くないかと言われればそうではないのですが、経験上8割は勝つことができます。これはあくまでも超短期の勝負方法であって、国内バイナリーオプションであれば勝負一回分の作戦になります。

相場がオーバーシュートするのを目の当たりにしてしまうとトレーダーはその動きに圧倒されトレードすることも出来ずに固まってしまうものです。しかし、幸いなことに国内バイナリーオプションであれば損失は限定的ですし過度に恐れることはありません。大きな流れに飲み込まれてしまうのではないかという恐怖もあるかもしれませんが怖いトレードしか儲からないというのもまた事実です。

オーバーシュートには積極的に逆張りで向かいましょう。国内バイナリーオプションで大きく儲けることのできる一番のチャンスです。