海外バイナリーオプションの被害者がまたもや急増中？

数年前、社会的な問題にもなった海外バイナリーオプション業者。国内のバイナリーオプション各社とは全く違い、同じバイナリーオプションでも極めて投機性が高く、また出金依頼に応じないなど数々のトラブルの元凶となりました。ネットだけでなくテレビや新聞などでもその問題性が取り上げられたため、一時的にはその数がかなり減少していたのですが、最近になってまたまた増加し始めているようなのです。

再び増え始めた海外業者！

海外バイナリーオプション業者が復活し始めた背景には、ここしばらく続く好景気や世界的なリスクオンによる金融相場があると考えられます。日本でも様々な物に投資したいという人が増えているため、その行き場を求めてさまよっているお金を取り込もうと海外業者が暗躍し始めているわけです。過去に海外バイナリーオプションによる被害報道などを聞いたことがない人にとっては、一見すると「とても美味しい投資」に見えるのが海外バイナリーの怖いところです。あっという間に蔓延し、再びたくさんの被害者が出ないか心配される状況となりつつあります。

高いペイアウト率で釣ろうとしているが…

海外バイナリーオプションではペイアウト率２００％を大きく超える数字を提示している業者も多くみられます。２００％以上ということは予想が的中した場合倍額以上の金額を受け取れることになりますから、ほぼ５０％の確率で勝つことのできるバイナリーオプションではトレーダー側が確実に儲けられるように感じます。しかし、落ち着いて考えてみればそんなことありえないのわかりますよね。実は海外バイナリーオプションでは、「引き分けにはならず、トレーダー側が強制的に負けるゾーン」が設定されているのです。

トレーダーが負けるゾーンとは

通常、ポジションをとってから相場がほとんど動かなかった場合は引き分けになりますね。既に国内バイナリーオプションをトレードされている方にとっては当たり前のことだと思います。ところが、海外バイナリーオプションでは、かなり広めの範囲にこの強制トレーダー負けゾーンを設定することによって、あたかも５０％の確率で２００％以上のペイアウト率が得られるように錯覚させる手法が流行っているんです。相場が動けばいいんでしょ。凪相場ではポジションを取らなきゃいいじゃない、そう思うかもしれませんが海外バイナリーオプション業者は相場のボラティリティに合わせてこの負けゾーンを動かしてくるのでそう簡単には勝つことはできません。結局相場がどのくらい動こうとも一定の割合で負けゾーンへと吸い込まれてしまうのです。

結局本質は変わってない

結局のところ、いかにして勝てそうな餌をぶら下げ、顧客を集めたところで負けさせ、仮に出金しようとしたとしてもボーナス受け取りや書類の不備などを盾にお金の払い戻しを渋るという海外バイナリーオプション業者の本質は変わっていません。むしろ以前よりも手口が巧妙化し、サイトの見た目的にもまるで国内業者のように装っていますので悪質になっているとさえ言えます。バイナリーオプションを始める際は、当サイトで紹介しているような正規の国内バイナリーオプション業者だけに絞って取引をするよう気をつけてください。絶対勝てる。間違いなく儲かる、そんな話には絶対にのらないよう注意です！