豪ドル円・豪ドル米ドルの攻め方はこうだ！

豪ドルはリスクオン通貨の代表！

オーストラリアの首都はどこだか皆さん、知ってますか？シドニー？メルボルン？パース？なんだか意外と知らない人が多いんですよね。正解はキャンベラです。

オーストラリアは日本とほとんど時差もなく、また南半球唯一と言ってもよい先進国です。このような特殊な条件の国ではありますが金利がとても高いことから特にFXトレーダーの間では長いこと人気のある通貨であり国内バイナリーオプションにおいても豪ドル円の通貨ペアは取引量が多いことで知られています。FXで豪ドル円のロングポジションを取り、そのヘッジとして国内バイナリーオプションで豪ドル円のラダーで下方向にエントリーするといった使い方もできるのです。

高金利通貨のため人気がある

金利が高いということは長い目でみればその通貨の価値は下落傾向にあると言えます。しかし現在の国際金融市場の動向においては豪ドルは先進国通貨の中で唯一高金利を採用していることから海外から資金流入が多くなっており、目立った価値の下落は起きていません。

高金利通貨はやや値動きの安定さが欠ける傾向があるのですが豪ドルも今後更にインフレが進行してしまった場合などは何かをきっかけに価値が崩落してしまう可能性も否定はできません。もちろん国内バイナリーオプションをトレードするにあたってはそのような状況では積極的に下向きにエントリーすることによって大きく勝てるのは間違いありません。

中国経済の後退が唯一の不安か

今月中国株式市場が大混乱を起こしたことがありました。当局の半ば強引ともいえる対策が功を奏し現在ではやや落ち着きを取り戻している中国株式市場ですがやはり景気後退や外貨準備高の現象を理由とした中国発の金融市場の混乱は今後も度々発生することが予想されます。

オーストラリアは資源輸出大国ですが、その最も大きなお客様が中国です。逆に言うと中国の景気が後退するということはオーストラリアドルとの貿易額が縮小し、オーストラリアドルの需要が減少してしまうことを意味しているのです。

オーストラリアの国内景気は比較的安定していますが、豪ドルレートの変動はこのように他国の景気にかなり依存している部分がありますので注意が必要でしょう。豪ドル円を国内バイナリーオプションで取引する時は、オーストラリアの経済指標だけでなく中国の経済指標にも注目する必要があるのです。