今流行のバイナリーオプション詐欺に気を付けよう。マイトレード編

最近、バイナリーオプションの人気が日本で高まるにつれ、バイナリーオプションに関連する詐欺です。
この問題については、金融庁が警告を出したり、消費生活センターが取り扱っていて、騙される人が内容に防止に取り組んでいます。
特に、海外バイナリーオプション業者と呼ばれるバイナリーオプション取引仲介会社は、国内バイナリーオプションとは違い、金融庁から金融取引に関する許認可を得ていないケースがほとんどなので、最悪の場合、詐欺に遭ってしまうというケースもあります。
ですから、口座を開く前にしっかりと安全性を確認する必要があります。
マイトレードは、ハイロー、ワンタッチ、境界（レンジ）、短期取引を取引方法として使う事ができる海外バイナリーオプション業者。
海外業者の中でも歴史が浅い新規参入組と呼ばれていますが、サイトの日本語化など、日本人向けのサービス展開に積極的です。
このマイトレードの最大の特徴は、アカウントタイプという仕組みです。
マイトレードのアカウントタイプとは、入金する金額に応じてサービス内容が変化するというもの。
アカウントタイプのグレードが高くなればなるほど、より有利な条件で取引が可能となります。
そのアカウントタイプは、シルバーアカウント、ゴールドアカウント、プラチナアカウントの3つが用意されていて、最初にいずれかのアカウントタイプを選択します。
シルバーアカウントは、初回入金額が最低5000円～最高50万円までの入金の場合に選択ができ、最低取引額は1000円、最高取引額は30万円、ペイアウト率優遇はありません。
ゴールドアカウントは、初回入金額5万円～最高500万円が対象で、最低取引額は5000円、最高取引額は50万円、ペイアウト優遇は2％。
プラチナアカウントは、初回入金額最低20万円～、最低取引額は5000円、最高取引額は100万円、ペイアウト優遇は4％となっています。
つまり、マイトレードでは、アカウントタイプのグレードが高くなるほどペイアウト率が優遇されますが、最低取引金額が引き上げられる仕組みです。
このアカウントタイプのシステムは、初回入金額をできるだけ多くさせようとしたい業者の思惑が透けて見えてきます。
もしも顧客に対してペイアウト等で優遇するなら、取引額に応じて行う等が裡にかなうのですが、海外バイナリーオプション業者の場合、入金ボーナスなどもそうなのですが、有利な条件をちらつかせて、入金額を釣り上げようとしてきます。
さて、それではこのマイトレードの危険度を判定していきましょう。
まず、残念ながらマイトレードは、金融庁から無登録で金融商品取引業を行う業者として警告を受けてしまっています。

運営会社：ATM Holdings Limited.
所在地：Suites41/42 Victoria House 26 Main,Street Gibraltar
所在地はジブラルタルで、他の多くの業者よりはペーパーカンパニーの可能性は薄そうです。
代表者氏名：不明（option99.comとの名称でサービスを展開）
この、option99.comは、「Binaryfx（バイナリーFX）」、「FastBinary（fastbinary、ファストバイナリー）」というサイトも運営しています。
何故、同じ様なサイトを量産しているのか？それは詐欺の可能性が非常に高い事を示しています。
さらに、金融庁からは、「業者と連絡が取れない、また、クレジットカード決済により入金後、返金を求めても出金に応じないなどの情報が寄せられている。」との注意喚起がなされています。
この時点でアウトですね。
マイトレードの危険度判定は99%。
この様な業者で口座を開く事はお金をドブに捨てる様なものです。詐欺的業者に騙されない様に十分注意して下さい。