ドル円の攻め方はこうだ！

頼りになる超大国　アメリカ

世界の基軸通貨米ドル。当然のことながら超大国アメリカの通貨です。アメリカのGDPは全世界の約４分の１を占め、常に世界経済の中心としてその動向が注視される存在と言えます。今回は国内バイナリーオプションの中でも最も人気の高い通貨ペアである「米ドル円」の見方と、今後の長期的な展望について書いていきたいと思います。

ドル円チェックポイント

通貨の強さはそれぞれの国の国力を如実に反映します。ここ最近でアメリカが最もピンチに陥ったのは2007年から顕在化し始めたサブプライムローン問題、そしてそれに端を発した金融恐慌だったと言えます。ですが一時期深刻なダメージを受けた米国経済は徐々に息を吹き返し、米国版量的緩和（ＱＥ）やゼロ金利政策の効果もあり、最近になってようやく金融政策を利上げ方向に転換する準備段階を終えようとしています。

米ドル円の動きを見る上ではこの日米の金融政策の違いが最も重要なポイントとなります。強い米国経済とタカ派的金融政策によって日本との金利差は改めて拡大しようとしています。数年前まで80円にも満たないほど円高だった米ドル円が、現在では125円手前までやってきていることを考えると今後も実際の利上げタイミングやFRBがどのような先々への見通しを持っているかは常に考えておかなければなりません。

また、日本ではほぼ原発が停止するなどして輸入エネルギーコストが増大。貿易赤字が拡大傾向にあります。貿易赤字が増えているということは円売り、外貨買いに拍車をかけることになりますから、これもまた米ドル高・円安に繋がっていくことになるのです。日本の貿易赤字の上下にも意識を配ることが国内バイナリーオプションで勝つためには大切となるのです。

目線は基本的に上

現在の状況を総合的に考えて米ドル円は上方向に動くことをベースに取り組んだほうが国内バイナリーオプションで好成績を得られると考えます。大きな節目である125円では逆張り的に下方向へ考えたくなりますが、そのようなタイミングでは初心者については一旦勝負をスルーし、抜けるなり跳ね返されるした後に改めて上方向にラダーオプションを構えたほうが無難と言えるでしょう。

ギリシャ問題や中国の株式市場の問題など世界中でいろいろな事件が起きていますが、有事のドル買いとの言葉もありますし、国内バイナリーオプション初心者についてはまずは基本中の基本として、米ドル円円ラダーオプションを上方向。これで少しずつ相場になれて頂ければと思います。