EXオプションの取引について

取引方法は二種類

EXオプションでは二種類の取引方法が用意されています。
一つはハイロー取引。これは一番オーソドックスな取引スタイルですね。現時点のレートよりも、一定時間後のレートが上か下かを当てるだけのルールです。単純に考えれば二分の一の確率で当たるわけですが、ペイアウト率は100％以下なので期待値は当然1を下回ります。大きな利益を得るためにはトレンドを掴む能力と、ここぞという時に大きく張り、また逆に流れをつかめていない時にはトレードを休むというメリハリが必要になります。
二つ目の取引方法は短時間トレードです。基本的なルールは上述のハイローと同様ですが、定められた時間はたったの60秒です。国内業者が最低でも一回の取引に2時間は掛かりますから、それと比べるとかなりスピーディーだと言えます。
実際、海外業者でバイナリーオプショントレードをしようとする人の一番の理由がこの短時間取引にあります。
60秒という短時間では、テクニカル分析もファンダメンタル分析も有効に生かすことはできません。つまりほとんど運だけの勝負になってしまうということです。
運だけの勝負では大数の法則によりどんな人でも勝率は50％に収束していきます。先ほど説明したとおり、勝率50％では収支は絶対にプラスにはなりません。この短時間トレードそのものが海外業者の大きな利益の源泉となっており、逆に言えばトレーダーの損失理由となってしまっているのです。

初回入金額によってペイアウト率が変化

EXオプションでは初回の入金額によりアカウントのランクが振り分けられます。そしてランクによってペイアウト率に差が出来る仕組みとなっているのです。
これは実はトレーダーからはかなり不評の仕組みで、いきなりたくさんの額を入れるのは不安だだけど、お試しで少ない額を入れても勝負にはならないという痛し痒しの状態になってしまうのです。やはり、少額であっても多額であっても同じペイアウト率で同じクオリティのサービスを提供するのが本来あるべき姿なのではないでしょうか。

出金に関するトラブル多し

EXオプションについては出金のトラブルも多いようです。その原因はこの業者独特の出金方法にあり、なんと出金申請のための本人確認書類を提出しなければならないだけでなく、事前に「出金時必要情報の設定」という作業を行っておかなければならないのです。簡単に言えば、二度も出金のための申請を要求していることと同じであり、わざと処理を煩雑にさせて出金出来ないようにしているのではないか、と勘繰るトレーダーも多いようなのです。
このようにEXオプションには所々理解に苦しむ妙な仕組みがあるのです。