日本の顧客向けに株式、CFD取引やバイナリーオプション取引サービス提供をしているIG証券ですが、今回はバイナリーオプション取引に絞ってご紹介していきます。

IG証券が提供するバイナリーオプション取引方法の最大の特徴は、国内バイナリーオプション取引業者の枠に捕らわれない、自由度の高さにあります。

国内バイナリーオプション取引業者でありながら、取引銘柄は、FX通貨ペアに加え、世界の株価指数、さらには金・銀・原油先物といった商品まで選ぶ事ができ、これは国内バイナリーオプション業者の中では最も幅広い選択肢を提供しています。

また、取引方法についてもラダーオプション、ワンタッチオプション、レンジオプションの３種類が利用できるので、ほとんどの市場環境に対応する事が可能。それぞれの取引方法の細部について確認しましょう。

まずはラダーオプションです。これは、市場のレートが判定時において、ターゲットレートに対して「上昇（又は下降）するか」を予測する取引方法で、１つの銘柄に対して、ターゲットレートがはしご（ラダー）のように上下複数設定されます。

そこから、どのターゲットレート（はしごの段に当たります）に対して、終了時のレートが上にあるか、下にあるかを選ぶという取引方法です。利用する局面は、上下へのトレンドが発生している場面になるでしょう。

次に、ワンタッチオプション。これは、取引時間中に、ターゲットレートに市場のレートが一度でも「達するか、達しないか」かを予測する取引方法です。これもIG証券ではひとつの銘柄に対して、ターゲットレートが複数設定されています。

この取引方法が威力を発生するのは、指標発表時等のレートが大きく動くと思われるタイミングで、方向性について予測が立てられた時になるでしょう。

最後に、レンジオプション。この取引方法は、判定時間点までに、設定されたレンジ幅でのレートの動きを「維持するか、維持しない」かを予測する取引方法です。

これも、１つの銘柄に対して、レンジの幅が複数設定されています。レンジインを予想する場合は、相場のボラティリティが下がり、停滞状態になると判断した時に利益を出していける取引方法です。レンジアウトは、相場が上下どちらかに同意付いたと判断した時がチャンスとなります。

ただし、レンジオプションに関しては、全ての銘柄で使える取引方法ではなく、「日本２２５種株価指数レンジオプション」のみの提供となっているのでその点は留意しておいて下さい。

当時は「IGマーケッツ証券」としてのサービス提供でしたが、リニューアルに伴い、現在のIG証券の名称に変更しました。この会社は、国内バイナリーオプション取引業者として、金融庁の許認可を得ていますが、親会社が海外企業であり、英国の巨大金融企業あるIGグループの子会社です。

IGグループ自体は、世界１６ヶ国に拠点があり、１４万人以上のの顧客に対して株式、先物商品コモディティ、CFD取引、バイナリーオプションなど、多様な金融サービスを提供する巨大金融グループ。ロンドン証券取引所に上場しており、「イギリスFTSE250種総合株価指数」の構成銘柄となっていることもあって、世界的に見ても資金力があり、信頼性の高い企業として高い評価を受けています。

以上がIG証券のバイナリーオプションの取引環境の概要です。取引銘柄、取引方法ともに非常に自由度が高く、海外バイナリーオプション取引業者に慣れた方でも違和感なくトレードできる条件であると思います。幅広いトレードスタイルを維持しながら、国内業者の信頼性・安全性そして税制面での優遇。これらを兼ね備えた内容となっているので、特に海外バイナリーオプション取引業者には不安を感じるけれども、様々な相場状況に柔軟に対応できる取引環境を望んでいる方にとっては最高のパートナーとなることでしょう。

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