メンバーズオプションの取引について

取引はハイローのみ

メンバーズオプションの取引方法はシンプルに一種類のみ。ハイロー取引だけとなっています。タッチやレンジが無いバイナリーオプション業者も珍しいですが、今後増やしていく予定があるのかどうかは未定です。
国内業者はリスクの高い短時間取引は規制されていますが、その代わりに柔軟性が高く、小さな投資で大きな利益を狙うことのできるサービスが提供されています。あえて海外業者で、しかもハイローしか取引の出来ないメンバーズオプションを利用する意味はほとんどありません。

利益は出金出来ない？

公式サイトによると銀行振り込みは現在準備中となっており、メンバーズオプションへの入金方法はクレジットカードのみとなっています。
他の海外バイナリーサイトをチェックしている方ならご存知の通りですが、出金を行う際その上限額は入金時の額を上回ることができません。これは、あくまでも「返金」として処理されるためで、利益やボーナス分については銀行送金を行うしかないのです。

メンバーズオプションは上述した通りクレジットカードしかお金に関する窓口がありません。これはつまり、利益やボーナス分は出金出来ないことと同じだと考えられるのです。

口座開設までほとんど情報ナシ

メンバーズオプション公式サイトには取引方法やペイアウト率といった具体的な情報は何も記載されていません。取扱い銘柄に関しても「株、商品（コモディティー）、株価指数、為替、その他金融商品など」としか書かれていません。情報は入金してからのお楽しみということなのかもしれませんが、もう少し顧客側の立場に立って情報を開示する必要があるのではないでしょうか。

不条理な規約

ボーナスやトレードで得た利益に関しても厳しい規約が定められています。これも公式サイトそのままの文言なのですが、
「ボーナス付与後に預託金の全額出金を行う等の悪質な行為が見受けられた場合は、当社の判断にてボーナスを取り消す場合がございます。」
また、
「入金デポジットを全額出金申請されて、出金審査中にボーナスデポジットを使用された場合、ボーナス破棄はできなくなります。」
とあります。一見矛盾した内容のようですが、つまりボーナス取り消しとボーナス破棄不可の条件を同時に満たした場合はデッドロックのような状態になり、出金自体が１円たりともできなくなるという意味なのでしょう。

海外バイナリー業者には信託保全という概念はありません。入金したお金はどのような扱いを受けても業者側の自由なのです。