国内バイナリーオプションは↓方向が儲けやすい？

ストンと下に行きやすい高金利通貨

特にFXから国内バイナリーオプションへと転向してきた人の中には「自分はロング（上）方向よりもショート（下）ポジションの方が儲けやすい。」と思っている人が多いようです。そして特にこの傾向はオーストラリアドルや英ポンドなどの高金利通貨をメインに扱っている人に顕著に見られる傾向なのです。

高金利通貨はFXトレーダーにとって魅力のある取引対象ではあるのですが、それは国内バイナリーオプションでも同様です。たしかに国内バイナリーオプションの世界では金利収入（スワップポイント）はありませんが、一方でこれら通貨の特徴である「ゆっくり上昇して急激に下げる」という特徴は、コツを掴んでいる国内バイナリーオプショントレーダーにとって「ドル箱」のような存在でもあるのです。

高金利通貨は市場が比較的安定している時はジリジリと買いが入りゆっくりと上方向に伸びます。しかし、少しでも相場にネガティブなニュースが生まれると上昇の何倍ものスピードで下落を始めるのです。この初動さえ捕まえてしまえば国内バイナリーオプションでいとも簡単に勝てるというわけなんです。

平時は高金利通貨に対してはやや少なめの金額を投入して上方向のラダーオプションで攻めます。しかし、ちょっとでもおかしいなこれは！という状況になればざっくり平時の２倍から３倍の金額を投入して下方向へとエントリーするのです。

上昇と急落はこうして起こる

相場に何もないときは、投資家達は余った資金をとりあえず高金利通貨へと振り分けその金利収入を得ようとします（キャリー・トレード）。そして徐々に安心感が広がってくると更に高金利通貨は買われていきますのでレート自体が上昇し金利収入以外に本質的価値の上昇による収入も得られるようになってきます。この時チャートでは少しずつ上昇のカーブがキツクなってくる様子が見てとれます。

過熱感がある程度高まってくると今度は市場は売るタイミングを探し始めます。利益確定とドテンショートのポジションをどこで入れてやろうとかと、狙い始める投資家が増えてくるためです。この時、売りのきっかけとなる材料はなんだって構いません。実はあまり意味のないニュースであっても売りスタートの合図とさえなってくれれば何でもよいのです。

そして、いざ相場が下落転換するとそのスピードはかなりものもがあります。みんな、
「買う理由は様々だけど、売る理由は同じ」なのです。

国内バイナリーオプションでのトレードでも一番熱いタイミングがこの下落が始まった瞬間だと言えます。国内バイナリーオプションは２時間程度の時間制約の中で一つの取引が完了しますが、ちょうどその国内バイナリーオプションの時間軸にマッチするような急落がしょっちゅう起こっているのです。

高金利通貨に対しては毎日必ずチャートをチェックするようにしましょう。過去の高値とくらべて現在のレートがどの位置にあるのか。チャンスを見逃さないようにするのです。