オプテックとは

日本人向けに特化した海外業者

　オプテックはセーシェル共和国に本社を持つ日本人向けに特化したバイナリーオプション業者です。運営はTechlog Capital Markets LTD.という企業が行っており、従業員数は８５名。バイナリーオプションのブローカー業務以外にも、金融商品関連のソフトウェア開発や技術開発に力を入れており、その他にコールセンター専門の部署も持っているようです。もともと技術者集団として発足しているため、オプテックの持つシステムの安定性・堅牢性にはかなり自信を持っているとのことです。

サポートは電話かメール

　オプテックに直接質問したい場合は、電話かメールで問い合わせることになります。メールの方が一つ一つの質問事項に丁寧に答えてくれますが、入金の仕方や取引システムの使い方など、急ぎの用事がある場合は電話のほうがよいでしょう。電話番号は二種類用意されていますから、繋がらないということもほとんどありません。

注目度は高い

　オプテックの取引プラットホームは、日本国内でも有名なFXトレードフィナンシャルと同じベースを使用しています。そのため、海外業者特有のクセのある動きは無く、日本人の感覚にジャストフィットする設計となっているのです。しかも、国内業者では不可能な超短期取引も30秒タイプや60秒タイプが用意されていますから、使い勝手もひじょうに良いものとなっています。
　また、肝心のペイアウト率も他の業者と比較して高めに設定されています。超高速取引と高いペイアウトを組み合わせることによって急激に資産を増やすことも不可能ではありません。

イギリスでは活動ナシ？実体は？

　上述したようにオプテックには海外業者の中でも優れていると思われる点がいくつかあります。しかし、いろいろと調べてみると肝心の運営実体に不透明な部分も多いのです。
　まず、公式サイトにてオプテックが主要取引銀行としてあげているフォルクス銀行ですが、これはドイツ、もしくはルーマニアの銀行です（両国に同名別銀行アリ）。オプテックはイギリス領セーシェル共和国に本社がありますから、メインバンクは当然イギリスの銀行になるのが普通です。一体どうして自国ではないフォルクス銀行を主要取引銀行としているのか謎です。
　また、ネット上で「不正な約定拒否に遭遇した」という意見も複数確認できました。これは特に相場が荒れている時に起こりやすいようですが、例えば上昇過程に発生した小さな押し目でばっちりエントリーできたはずなのに、取引履歴を確認してみたところ、その注文が無効になっていたというようなものです。
　このように、第一印象はとても良いオプテックなのですが、実際にトレードすると不満点が続出してしまうという業者といえるのです。