60トレーダーとは

元祖悪質業者？

　60トレーダーはChatter Box LTD.が運営する海外バイナリーオプション業者で、2012年の1月から運営を開始しています。60トレーダーの最大の特徴は、取引方法が60セカンズ、つまりハイロー取引の超短時間バージョンに特化しているという点で、他のタッチ取引やレンジ取引というのは基本的には行えません。

　実はこの60トレーダーには最近になって悪い噂をところかしこに見つけることができるのです。具体的なクチコミは別項に記載しますが、とにかく連絡が取れない、出金が出来ないという海外バイナリー業者の悪い見本のような状況なのです。

　たしかに、60トレーダーの公式サイトを見てみても、日本の営業所の住所も電話番号も記載されていません。あるのはメールと、ライブチャットのみです。これでは質問やトラブルがあっても迅速な対応はなされない可能性が高いですし、60トレーダーにとって都合の悪い問い合わせ内容であれば最悪の場合無視することも可能になってしまいます。
　利用する側が常に不安を感じていなければならないような環境では、まともなトレーディングなど出来るはずもないのです。

60トレーダーは60セカンズに特化

　60トレーダーはその名の如く60セカンズのみの取引が行えます。60トレーダーがオープンした約3年前であれば比較的先進性が高く、トレーダー達の注目も浴びたのですが、現在ではほとんどどこの海外業者でも60セカンズは行えますし、中には30秒取引という更に短い時間で勝負が完結してしまうタイプの商品まで登場しています。これも前述の繰り返しになってしまいますが、敢えて60トレーダーを使う理由が全くないのが実情なのです。

使いにくいプラットフォーム

　60トレーダーにデモ口座を開設し、実際にプラットフォームの操作性を体験してみたところ、正直言って使いやすいとは言えませんでした。むしろ、使いにくく機敏なトレードができないなあ、というのが私の実感です。
　理由としては、サーバーの性能が貧弱なのか「とにかく遅い・重い」のです。1秒を争う短時間取引ではちょっとした操作性の悪さやボタン押下時のレスポンスの悪さが致命傷になってしまいます。一回あたりの取引額を落としていたとしても積もり積もってその実害は甚大なものになってしまうのです。
　
　総評としては、やはり60トレーダーへの評価を低いものにならざるを得ません。トレーディングに必要な分析に関する情報は、今や様々なサイトから入手できる時代です。なので、情報量の多い、少ないはそれほど各業者の使い勝ってには影響を与えませんが、そもそもプラットホームの動きが緩慢であるというのは業者の怠慢以外の何物でもなく、トレーダーの純粋な損失でしかないのです。