オプションビットとは

掴めない会社概要

公式サイトによると、オプションビットはバイナリーオプションブローカーとして世界中で事業を展開しているとのことです。示されている拠点も欧州から中東、アジアまでとても幅広いのですが、なんと肝心の日本に事業所が存在しません。会社概要にも具体的に記載があるのは本社所在地となっているキプロスだけです。

キプロスは他の海外業者の本社所在地としても度々登場しますが、法律的にペーパーカンパニーを設立し易く、オプションビットの住所もどうやら複数の金融業者が相乗りで使用しているバーチャルオフィスのようです。

アルゴビットでトレンドフォロー

オプションビットで使用できるトレードツールの中で最も特徴的なのが「アルゴビット」の存在です。アルゴビットはマーケットのトレンドを判定し、それをエントリーのシグナルとしてトレーダーに伝える役割を果たします。このようなシステムは他の海外業者ではほとんど目にすることが出来ません。とても斬新な取り組みだと言えるでしょう。ただし、公式サイトにあるような「精度９９％」という謳い文句は額面通り受け取らない方が賢明です。それだけの精度があるならば、オプションビット自身がブローカー業務などではなくヘッジファンド等、トレーディング業務に専念するはずだからです。

その他のトレードアシスト機能

オプションビットにはアルゴビットの他にもトレーダーの取引を手助けするためのアシストツールが用意されています。

「終了」取引ツールはその名の通り、取引を設定期限以前に終了させるための機能です。これは損切りや利益確定のために利用することができます。

また、「延長」取引ツールを使えば手数料を払うことによって取引期限を延長することができます。敗戦濃厚となった場合でも自分の考えたトレンドに自信があれば、勝負の決着を少し先に延ばすことができます。

他にも、AutoTradeという機能を使うことによって現在のトレンドを自分の設定した取引回数分だけ追跡トレードすることができます。

これらのツールは必勝を約束するわけではありませんが、トレーダーの利便性を向上させるのに役立つことは確かです。

サポートには繋がらず…

オプションビットの致命的な弱点と言えるのがサポート体制です。日本には事業所が存在しないため、電話は他国への海外電話となります。料金と合わせて言葉の問題もあり、かなり敷居は高くなってしまいます。また、チャットやメールも返信が遅いという情報が多数あり、初心者が気軽に始められる業者ではないと判断せざるを得ません。