2015年1月9日朝刊　為替を斬る！日刊トレードブログ

昨晩の結果　とりあえず落ち着きを取り戻した？金融市場

　昨晩の米ドル市場は終盤に向けてジリジリと値を上げる底堅い展開となりました。発表のあった失業保険申請件数が減少したことや、原油価格が安定したことなどが背景にあると見られます。また、ユーロについては、ECB（欧州中央銀行）総裁がソブリン債の追加購入の可能性に前向きな姿勢を示したことが報道されたことや、ドイツ製造業受注指数が低下したこともあり、一時ユーロ円は141円を割り込む時間帯もありました。

　昨晩の私の実際のバイナリーオプショントレード結果ですが、ユーロ・米ドルの1.179、1.178割れでのローでのエントリーは上手くいったものの、1.177割れでの追撃ローは返り討ちにあってしまいました。その後は10分足、60分足のMACDで相場の反転が示唆されたこともありトレードはストップ。2勝1敗でそこそこ満足な結果となりました。

トレード戦略について

　本日日中の相場展開やトレード戦略についてですが、引き続きこの時間帯は大きくポジションを傾けるような動きは見られるはずもなくあまり方向性を当てるには向かない展開を予想しています。朝方は日経オプション・ミニ先物のSQ算出日だったこともあり為替市場にも動意が見られましたが、これから夕方まではその動きも沈静化していきそうです。
　あまり無理はせず、リスクオンなのか、リスクオフなのか、改めてその見極めに集中するべきと考えます。